< さらにクリニングスによって,女性自身にお口で奉仕すると十分に興奮状態に入れるようなレベルまで調教が進んでいるのであれば,このような関係になれば本丸というのはSexであるというよりも,シックス・ナインという体位による相互による刺激しあいを楽しむことができるカップルはかなり多いのだろう.br>
これは多分に厨房に多いといわれる,女体に萌え系の男であろう.さらにパートナーに十分てなづけられてしまった男とも,いえてしまうのだろうか.
また,男も問題なくSexにおいて,女王様に奉仕するようなクリニングスをできるのであれば,Sexというのは本丸よりもシックス・ナイン体位における快感を好む女もかなり多いのだろう.
ということで,いよいよシックス・ナインがSexにおける本丸として考えてみよう.あくまでもFuckは,男が射精をするための手段と(種族保存という役割もあるのだが)考えておけばいいのである.バギナにペニスを突き入れてピストン運動を繰り返すことによって,パートナーが狂乱の頂点まで昇り詰め,ようやく達するというSex描写は,オスの本能的な願望なのだろうか.
ワッセワッセと繰り返すことによって抽送というのは男の立場からのSex美学ということであろう.女の立場から見たらこんなものにどれほどの価値があるの?という女のほうが,象徴的なピストン動作を素晴らしいと考えている女よりも圧倒的に数が多いようなのである.
専門家によると性交による痛みに苦しむ女,痛みはないけれど異物挿入感が残るような感覚の女,性器のピストン動作ははじめの数往復でやんわりと気持ちがよくなっても,長く続くと「早く止めてくれ!」と感じている女,本当はこういう女のほうが圧倒的に多いのではないだろうか.
現に医学用語に性交痛などという哀しい言葉があるのに,男はこの事実をまったく理解することなく,勃起サイズとピストン速度を誇りたがり,ライバルとなる男同士でも誇りたいというのである.まあ,厨房であれば止むを得ないが....
一般に女も「Sex=ペニスの抜き差し」と象徴的に思い込まされている.そして,女は惚れた証として男に体を任すべきだと周囲から学習させられてきたのだ.子どもを孕むために体を合体している耐える雰囲気が楽しいのだろうか.
だから「Sexは好き?」という問いには,皆一応に「好き」と答えているのだろう.でも,ペニスがバギナで前後するその行為だけを捉えれば,本音は,長く続ける必要性はないというのが結構多いようである.
考えて見ればわかることだが,女はSexの前,Sexの後に,両方とも丁寧に体を洗わなければならないのである.これが,旦那や恋人を相手にSexした場合であっても,ちょっと惨めに感じないだろうか.男は終了後にすーっと男性自身を紙で拭ってしまえば済むが,女の側としたら割りに合わない思いだろう.まず髪型が崩れてしまい,シャンプも必要な場合もあるのに.とにかく恥ずかしい態勢で,男に征服される感じがするからあまり好まない.
何となく不快だ,面倒なことだ,皆がするからするんだ,子どもが欲しいからやむなくするんだ,という義務感が先に立ってしまう,男として見ればポエムのない現実がいくらでもあるのだ.
こういう義務感をコロッと変えてしまう魔法の媚薬というべきものがオーラル行為といえるだろう.

