一般的にシックス・ナインを行なう際に問題となるのはどんな体勢で続けるかだが,どちらが上になり,どちらが下になるかが重要な関心ごとになる.
いまさら言うまでもないことだが,シックス・ナイン体位では下になる方が楽だと考えられがちだが,実際に下になって上のパートナーの性器を舌で舐めようとすると,頭部を起こすように持ち上げ舌を伸ばしてクリニングスをしなければならないのだが,首の筋肉を動かすという面からは,むしろ下になるパートナーの姿勢によっては,かなり辛いことになる場合が多いようだ.さらに上のパートナーの体重が下にずっとかかってくるのは,長引くにつれて次第に負担がきつくきいてくるのだ.
しかも下になったパートナーは,ボトムを開き肛門をさらけ出す姿勢をとりクリニングスを受ける態勢になるから,人によっては心理的に辛い姿勢だろう(それがいいという傾向をもつ人も増えてはいるようなのだろうが).Sexには慎み深くて奥手とされるアジア系女性の場合には,上になってパートナーに跨る姿勢になると「積極的にSexをする」態勢という意識も手伝って積極的な動作を行なう体位には抵抗がある,という女もまだかなり多いようだ.
結局のところ,シックス・ナインは側臥(横に寝そべる)体位が互いに楽な姿勢で奉仕できて,相互に向き会ってフェアな体位といえるだろう.また互いの利き手が同じなら,利き手側を上にして(右手が利き手なら左横腹を下にして向き合って寝そべる)シックス・ナイン体位を構成すると手や指の自由度も高くて,かなり刺激的な行為も試みることができ,Sexによって快感がアップする体位であることは間違いないようだ.
側臥によるシックス・ナイン体位を推薦するマニュアルをこれまでに見た記憶はない.
ところで性器の露出は,両脚の開き具合や,部屋の照明やスタンドの位置,頭部の向きやパートナーの肛門との位置関係を考えると,下になったのが男であれば,両脚を閉じてしまえばアヌスはパートナーの目に入らない.女が下になった場合には,クリニングスを受けるために両脚を開かなければならないから,奉仕するパートナーには,肛門が正面に位置してしまう.もちろん女が上になる場合には,自分の体重をを膝などで支える必要があるから,クリニングスのためにボトムを開くがほどほどですみ,肛門までさらすことなく,Sexを続けることができるようだ.
利き腕ではない側を下にして横に寝てシックス・ナイン体位を構成すると作業に都合がよい,と考えがちだが,これは勘違いをしやすい状況といえよるだろう.通常は右を利き腕としている人が多いのだが.
横に寝た体勢でシックス・ナインを行なうには,
女は頭部というか頬を男の右の大腿部(この場合の位置は下側)の内側に載せて,左足(女も右側を下にしている)を男の肩にかけるような姿勢でフェラチオする体位になる.女が頭部に男の急所を含んで奥まで咥え込めば,陰嚢やアヌスにも舌で接触して刺激することができる.そのまま男性自身のカリ首などを口に含めば,勃起したペニスが下を向くことになるから,より刺激が強くなるだろう.
また,このシックス・ナイン体勢では,女のほうから「舐めろ!」という女王様ムードが出ているように演技すると効果的だろう.堂々と突き出されたパートナーの陰阜の奥をクリニングスという奉仕作業において,口ですする作業を行なうのも結構おもしろい行為であるようだ.ところが女がフェラチオ作業に夢中になってしまい,女性自身の陰阜を男の頭部に近づける姿勢を忘れてしまった場合には,男としてはペッティングがしやすい体勢と考えて作業を切り替えればいいだろう.パートナーのスリットはすでに十分に湿り気を帯びてウエット状態になっているはずだから,指先の挿入も試みて見るのもいいだろう.
男が口だけでなく手や指先を使ってパートナーの乳房や腹部に接触したくなった時には,男は手でパートナーのボトムとスリットを開き,アヌスまでの複雑で淫らな構造を眺めながら,口に吸い込んで刺激することができるだろう.
どんな体勢でも,男は両足を揃えて伸ばした状態でいることが多いが,女は上側の足(たぶん左足であろう)を開いた状態にしているのが通常のシックス・ナイン体位である.パートナーがボトムをオープンしないと奴隷が奉仕するクリニングスを女王様は受けることができないのは,言うまでもないことだが......
男も女も自由に動かせる左手(なぜか上側)は体を「支え」るために適切に動かすといいだろう.「支え」というのは,長い時間に渡って続けるシックス・ナイン体位での刺激責めの間,パートナーの横に寝た姿勢を保持するものとなる.また,パートナーの体の一部に接触してサポートとして自分が横に寝た体勢を支える場合もある.さらに女が長く片足(左足)を開いて保持するのは,かなりつらい作業になるから,男は女のボトムのオープン状態を支えるようにサポートして負担を軽減するように注意しよう.
パートナーの体を抱えて支えながら,その手で相手の体(腿,尻,内腿)を撫でるように刺激する,という作業も行なえるし,女は肘で男の大腿部の内側を支えながら陰嚢(タマタマ・ケース)に手を添えて揉んで刺激するということもできる.
パートナーの左の足首を左手で掴み,その左手を垂直にして,女の左足を上に持ち上げるというのも可能だし,さらにパートナーの両脚の親指を左手で一緒に握って掴んで引き寄せると,足が菱形に開いた状態になるから,ボトムを開いた状態で支えながら陰阜を突き出させるというSexyな姿勢にすることもできる.
このような相互に「支え」て補助するサポート機能は,横に寝た場合には自由な上側の腕で行なうことになるだろう.だから利き腕でない側の腕や手は,このようなプライベートな猥褻行為に参加する必要がない(利き腕の問題というよりは作業に適切に手や腕が動けばいいのだから).
通常であれば,右腕を下側にして横になることが多いが,女は,右手でパートナーの陰嚢(たま・たま)やペニスを持ち上げるようにして刺激する作業に使用することができる.男は,中指をアヌスに入れ,人差し指をバギナに挿入したままで女王様にクリニングス奉仕する場合にも便利な姿勢である.
女の陰核茎部がそれほど突き出していない状態であれば,男は左手で陰核茎部の上部を吊り上げて,右手は,その手のひらで自分の後頭部を支える姿勢をとればいいだろう.
このようにシックス・ナインを深く楽しむには,頂点まで昇り詰めるシックス・ナイン体位とか,指や口も総動員して刺激するオーラルにはパートナーの体の右側が下にくる姿勢で構成したほうが作業をしやすいのだが.......
なにあきたら,どちらかが寄りかかって(体重の重い方が)しまえば,通常のシックス・ナインになるから,どうしても長いSex所要時間が必要のことはまちがいない.

