オスの立場で考えると,女性がペニスをピストンのように膣に出し入れする動作による刺激で快感を得ようが,指を細かく動かすことによる刺激によって快感の頂点に昇り詰めようが,舌と唇による性器を刺激する動きで絶頂に到達しようが,オスがピストン運動の最中に自分でロータを使って頂点まで到達しようが,その手段は気にする必要はないのである.
確かに,クリトリスをいろいろ刺激して責めても快感はえられなくても,ペニスをピストン運動して膣を刺激するのが一番気持ちよいという体の女性も存在する.女性器の構成が大陰唇の中間に陰核茎部が完全にめり込んでいるような場合には,どうしても刺激を効果的に行なえるヴァギナを中心に愛撫をを行なわざるを得ないのかもしれない.たまたま巡り合い合体Sexに到ったパートナーがすべてペッティングやオーラルが下手くそな自己中な厨房な場合も同じ現象に遭遇している.
やはり一般論としては,クリトリスの刺激で性的な快感を得るのが一番疲労感がなくて,到達率も高いと考えるべきだろう.クリトリスを刺激して快感を得るのとヴァギナを刺激して絶頂に昇るかという刺激部位に優劣をつける必要はないのである.そもそもペニスの往復運動で性的な快感刺激として反応する女性というのはあまり多くはない.さらに合体Sexにおいて価値を求めるのであれば2人が同時に快感を得て高揚した気分で一体感を得られることであろう.それはシックス・ナインでも同じことである.
さて,オーラルセックスの目的は,(1)ペニスを挿入するための準備作業,(2)ペニスによるピストン運動を行なうより前の段階でクリトリスを刺激することによって,パートナーが性的に興奮して快感が得られる,の2つである.女性が十分な快感を得られずに頂点にまで届かないときには,合体Sexの「準備」作業と認識すればいいのだから.....
通常であれば女性はオーラルによる刺激をするとバギナは必ず湿り気を帯びて濡れてくる.これがからだからの準備行程である.また,女の性的な快感にはオスよりも長い助走や準備作業が必要だということだから,その助走がオーラルプレイという広義のSexにおける前座だと考える.
さらに,この助走で準備が十分に行なえて完走に至るのが(2)である.しかし準備を完走してしまったら真打ちとなる合体Sex(性交)は何のためにあるのか?と考え込む必要はない.女は,射精によって次回までの時間が必要なオスと異なり,短時間に何度でも快楽の頂点まで完走できる体をもっているのだ.多くの女は,適切に性感を刺激する行為を受けると「性的な快感で頂点まで登りつめたまま」になるほどに高揚点が高い種族だと筆者は思っている.

