パートナーとなる女性にお仕置きをする場合には,必ず行う作業について了承を得てからでなければならない.
いうまでもなく,女体の行動を拘束して奪うボンデージ行為は,100%作業者を信頼してすべてをまかせることになるのだから,いやがるパートナーには絶対に無理強いしてはならない.それこそ犯罪と紙一重の行為になってしまう恐れがある.
お仕置きといっても,別に誤りを犯したからその懲罰として行うわけではない.大人のSexのバリエーションとしての新しい刺激法の一環にすぎないのだから....
なんとか理由をつければ,パートナーの不感症を治すためだとか,性感を頂点まで届かせるための心理的な治療法とでも考えればいいだろう.
女をひもで縛り行動の自由を奪う作業は,不自然な姿勢に女体を拘束して,縄や紐が肌に接する場所では縛る圧力によって血流を妨害する場合も出てくる.つまりボンデージ行為では, 女体をひもで拘束する限度を超えてしまうと,必然的にボンデージ行為の後にまで拘束による影響が女体に残り,いくらかの支障や障害が残ることがある.
肌に縄目などが残って消えない程度であれば,Sexyな模様で済むのだが,縛り作業によっては擦り痕や, 皮下出血, 火傷, 捻挫, 打撲, 骨折, 神経障害など, パートナーの女体にダメージを与える障害を残すようでは,拘束のやり過ぎである.せいぜい,縄目が残るまでにしておかなければならない.
厨房が好奇心で行き過ぎても許されるが,大人同士が納得づくでボンデージを行う場合には,せっかく楽しい思いを期待していたのに,縄止めの限界や手段を知らなかったために, 現場で興奮して過剰な力を加えてしまったりすると,考えもしなかった結果を招いてしまうことがある.それではお互いにとって不幸な事態といえよう.
まず女体を「縛る」ということについて基本に戻って考えておかなければならない.
さて,女体を拘束する縄にはどんなものを使えばいいか?
ひもは女体を拘束するフレキシブルなツールとして,麻,木綿,ビニール,ゴムなどの素材で紐状のものを使っているのだろうか.しかしこれらのひもは素材によって使い方に注意が要求されるものもあるということだ.
伸び縮みするゴムは擦れると皮膚や肌にダメージを与えることがある.これがパートナーをひもで縛った状態で身動きできない状態にして放置してもいいということではないのだ.人間は拘束されると痛さなどから身を守るために楽な姿勢を探して動くために,無意識に身体をよじり,このときにひもと皮膚が擦れてしまうことが多い.拘束して自由を奪ったためにパートナーが自己防衛で動いたために生じたダメージは,ひもを解くまでそのダメージがわからないこともよくあることである.
これは他の素材のひもを使った場合でも同じで,ビニールのひもであればかなり締まりやすいから肌に食い込み,時には血流を止めることもある.木綿のひもは伸び縮みをするが太いために強く肌とこすれやすい.麻のひもであれば大丈夫かといえば,そんなことはない.程度は違っても,ひもで女体を拘束してしまうと,その状態で放置しても楽な姿勢をとるために動くために擦れることがあると考えておくべきであろう.
ではどうすればいいのか?
縄で拘束して肌を傷つけない対策としては,女体を縛って拘束するときに「縛り方を拘束する部位に応じて緩急をつけておく」ことである.
行動の自由を奪うために拘束するのだから,まず最初に手首を縛ることから始めるのが普通だが,この時に手首を強く縛ってしまうとそれ以後の縛りにパートナーは耐えられなくなってしまう事態を招きやすい.女を縛る手順としては,まず腕を後手にして手首を拘束してから胸に縄をかけて行く順番になる.これだけで一つの縛りになるのだが,手首を拘束する縄は決してキツすぎないように注意しなければならない.
このときに手首を縛った縄は乳房の裾野まで縄を伸ばしておく.そのまま胸に縄をかけたら縄尻を留めておけばよい.これでパートナーにどれほどの拘束になっているか確認しておかなければならない.パートナーの手首を合わせた拘束部にどの程度のゆとり(すきま)があるかを必ず確かめておこう.通常は指が3本以上は入る程度のすきまがあれば大丈夫である.
少しくらい縛りが緩くても,胸にかけた縄によって手首全体が引っ張られているから「手首の自由度は確保されているが,パートナーは適切な拘束状態になっている」ということである.ひもによる拘束は結び目が緩んでいなければ(動かしても解けない程度にひもを結ぶ)腕と手首を同時に動かしても縄から手首が抜けることはない.
手首から胸にかけた縄は身体を横に縛る分は緩くして,きつさの調整は脇で行なうといいだろう.脇を締める時も左右の締め方が偏らないようにバランスをとるのはいうまでもない.
女体をひもで縛って拘束する作業は何度か実際にやって適切な案配を学習しておくとよい.ということで最初のうちは,ひもの結び目が緩すぎて解けてしまうことがあっても, 経験を繰り返して,女体に対して適切な縄の締め方についてその要領をつかめるだろう.
もう一つの注意は「縄を繋がない」ことである.多く使われている縄の長さは7m程度のものが多い.このひもを二つ折りにすると3.5mになる.女性の胸囲を80cmから90cmぐらいと考えると, 胸に縄を掛けて3周すると縄尻が来ることになる.実際には結び目を作ったり,斜めにかかったりするから2周でいくらか余るという程度の長さと考えておけばよい.
そのときに次の縄を繋いで作業を続けることもできるのだが,なれるまではひもを繋がずに女体の芯になる部位とか, 処理のしやすいところなどで結んでしまえば, もうそれ以上に縄が体に食い込んでいくことはない.要するに次の縄は新しくその結び目に結んで縛ればいいのである.このときには「結び目に縛って繋げてゆく」ということを原則にしておけばよい.結び目は動かないから....
そして先にかけて結んだ縄には新しく縄を掛けて別方向へ持っていかないように注意して拘束作業を行うことである.簡単に言うと,胸を縄で締め付けた後に,その胸の縄に新しい縄を結んで股縄へ持っていくようなことをすると縄が肌に食い込むことがあるから,一つ一つの縄がそれぞれの部位を拘束して完結していくように縛っていくと言うことである.
最初のうちは,このようにしておけば,パートナーが締めすぎて「痛い」と言われた場合にも, 痛い部分の縄だけを緩めれば済むからである.慣れてくれば二つ以上の縛り方を連続させたりして, 次第に縄を繋いで使って拘束することができるようになる.
このあたりのことをクリアしてからでないと,女体のボンデージ行為で次のステップへ進むのは危険といえよう.アダルト・ビデオの映像や写真画像を見て,すぐに吊りを掛けるなどと言うのは無謀な行為と考えるべきである.見えていない部分の縄の状態が理解できていないと非常に危険な行為となるからである.

