日ごとに世間と繋がっていることを確認する窓となる薄型TV(中身は小中子供・年寄り相手の瓦版というアナログ地上波)に,どちらのディスプレイを選択すればいいのかマスコミの客観的な販売促進技法で検討してみよう.
ということで薄型テレビの選択法だが,「液晶」と「プラズマ」がライバルとして競い合いながらメーカーが普及を意図している.かつて大画面はプラズマで,液晶は小型向きという棲み分けでスタートし,奥行きのあるCRTディスプレイと入れ替えようと量販店で販売が活発に行われていた.また,液晶は視野角が狭いから一人でアダルト動画を観賞するのに適しており,動きの早いスポーツ中継映像に弱いとされた.その反対にプラズマはノイズが多くて,人の表情の拡大などでは「疑似輪郭ノイズ」という輪郭が2重になる現象が指摘されていた.
ところがプラズマも液晶も大画面化が進み新しい市場としてメーカーが本気で製品の改良を進めると,平面ディスプレイとしての画質上の欠陥も改善されて,大きさによる良し悪しはもはやほとんどないといっていいところまで来てしまった.また液晶が不得意としていた「視野角」についてもIPS液晶(日立製作所の開発)などは170度以上となりほぼ完璧に視聴することが可能となった.そして早い動きで画像が変化すると残像がでるという問題に対しても,OCB液晶(東芝松下ディスプレイ)などは残像がでないように改善されている.もちろんプラズマに関しても,ビエラ(パナソニック:小雪)などはノイズを減らす機能が備えているし,ピュアビジョン(パイオニア)は疑似輪郭の問題を解消している.
それでもやはり現在のCRTディスプレイと比較すると,「液晶とプラズマはまったく違う」薄型ディスプレイで,映像を平面に表示する方式が全く異なったものとされている.さてではどちらを選べばよいのかと言えば,日常生活において「どのような場所と環境で何をテレビで見ようとしているか」という毎日のTVを視聴する行為を意識して,どちらを購入すればいいかを決めればいいということである.まあ予算の問題はクレジットもあるから......(セールス・プロモーション・モード).
まず液晶はそれ自身では光りを出していないから,バックライトに光源を配置してその光を,液晶分子がシャッタの役目を果たし開いて光を通過させたり遮ったりすることで映像を構成している.液晶層の前方のガラスにRGBの3原色のフィルタが塗ってあり,それを透過することでフルカラーに着色された天然色映像が出来上がる.一方プラズマは放電現象によりそれ自身が発光し,蛍光体が光って映像を形として作り出す.
このような画像表示方式の違いとガラスの表面処理の違いから,液晶テレビとプラズマ・テレビでは見え方の特性が大きく異なったものとなっている.液晶テレビははっきり言えば,明るい環境に強く,まわりが明るければ明るいほど頑張り,しっかりとした黒が出るディスプレイといえよう.非常に力強い薄型液晶ディスプレイ,それはプラズマ・テレビ以上である.だから家電店などショールームの非常に明るい環境で見ると,液晶のほうが画像として見栄えがする.
これが逆に暗い場所では立場は逆転して,プラズマが断然力を発揮することになる.プラズマ・テレビは自発光だから「黒」がそのまま締まって見えるのだ.液晶の場合は常にバックライトが点灯して光っているから,シャッタで遮っているとはいっても,映像の暗い部分ではいくらか光ってしまうから深い黒が出にくいのであろう.
これで薄型TVの選択としては,まずは日頃テレビをみる場所の環境によって選ぶということになるだろう.明るい部屋で外の光がかなり入ってくるような居間で見るのであれば液晶が適していることになる.ではデザインを重視した間接照明のような薄暗い部屋で見るにはプラズマがいいということになる.また,「よく見るコンテンツは何なのか」という基準によって選択するというのも現実的な判断といえるだろう.液晶は動きに弱く,動きの早いスポーツなどを表示させると,画面に残像が出てしまい,映像がボケやすいということになる.また暗所では深い黒が出にくいので,暗い部屋で「映画」などを見るような場合には液晶テレビは適さないということである.ただし,情報系の番組や地上波TVのお笑いなどを見るのであれば,液晶で良いという妥協的な選択も可能である.アダルト動画や女優を中心にした映画を観賞するのであればプラズマ・テレビを選んで決まりということになる.TV購入予算のことは考えなくていいのかも...個人的な好みの領域になっているのだから.
このように見る場所が比較的暗いのか,外の光が沢山入ってくる明るい場所なのかということと,日常生活においてよく見るコンテンツが何かによって,液晶かプラズマかを選ぶというのが選択の基本ということになる.
結局,どちらでも本能に訴えるアナログ地上波TVを見るのであれば,問題がないということで,量販店の店頭における購入者の気分次第なのである.メーカーの販売促進広報を垂れ流す,価値判断のできないマスコミ情報なんてのは,かえって判断に迷ってしまうものだ.
昼間の明るい部屋でパートナーとおおらかに合体Sexするのが小さなころからあこがれていた.つまりこれは,あふれるほどに明るい太陽光の中で,女体の細部までをはっきりと眺めたいというオスの本能としての願望が強いのだろう.ところが日常生活においては,女性が選ぶ照明の環境のもとで合体Sexをするのが普通なのである.
女という生物はどうも自分が快楽に集中できる明るさと背景との対比で自己陶酔に適した暗さを判別できるのだろう.
異性の裸体を本能を刺激する対象として観賞するのであれば,その環境条件には個人の好みが反映されてしまう.
もちろん人それぞれに好みの環境があり,現実に実現されるストリップ小屋の照明みたいな環境もある.
暗い10燭光の電球による薄暗い部屋(かつての日本家屋の寝室の平均的な照明)では,パートナーの体が細部まで判別できないほどの明るさになるから,あまり好みではなかった.しかしそれも,年を経るにしたがって,平均より暗い環境のほうが3次元の女体シルエットは,日中の太陽下の自然光より美しく,さらに立体的な視覚として捉えられることがわかってきた.
それは照明によって生じる陰影が3次元の立体局面に奥行き感を表示することによって生じているのだ.丸みを帯びた曲線で覆われた女体の輪郭は,陰影によるグラデーションが付くことで,より美しく映えるものとなる.さらに立体的に見えるから量感もより大きくなる.
昔からSexをする時には,天井の照明を消して部屋を暗くするのは,視覚センサの情報を減らして,聴覚,触覚などの機能を十分に利用して快感を高めようとしたのだろうか?緊縛の職人とされる縄師であれば,和風を好むから和室の襖をいくらか開けて,薄くらいお仕置き部屋に隣室から漏れてくる微細な明かりを利用して,モデルとなる女体に雰囲気から緊張させ,女体に縄を掛けて縛りあげてゆく.
こうして肉体の拘束と精神までも縛り上げてしまうような緊縛という,昭和元禄崩れのこだわりの美学ということになるのだろうか.

