女はオスの「視線を浴びるとやせる」という童話から,素肌を見せてダイエットということを聞くが,この話を本当だと信じている人はいるだろうか?「男に見られることによって女はやせる」
もしこれが真実ならば,女はダイエットしたい部位(太腿や二の腕,ウエストなど)の素肌を露出すればいいのだ.そして素肌を男の視線にさらけ出す行為によって,結果としてその部分から余分な脂肪が減ってやせることができるということである.そんなことは現実には出来そうには思えない.しかし,実はこれが科学的に証明されていて,ダイエット法としても有効なのである.
「素肌を露出させること」と「きれいにやせるためのホルモン=女性ホルモン(エストロゲン)」の分泌量には,かなり密接な相関関係があるということである.ところでエストロゲンというのはウエストの脂肪を選択的に燃焼させることによって,ほっそりとまるみを帯びた流線型のボディを実現してくれるだけではなく,肌の弾力性を保つコラーゲンの生成や,さらにバストアップにも役立つホルモンだということである.つまり素肌の露出度の高い衣装を着ている女性ほど,エストロゲンの分泌が高いということである.
文献を探したところ,心理学者であるカール・グラマーが調査した資料によると,女は女性ホルモンであるエストロゲンが多く分泌されているときほど肌を大きく露出した服装を好み,そしてエストロゲンの分泌が低いときには,どちらかというと比較的肌の露出度の低い服装を選ぶ傾向があるとしている.
ということから,早い話が女は発情しているときには肌を出してしまい,いわばオスを性的に誘惑したくなるということである.そう考えれば女子高生の中には通学途中からまず女の思春期で発情しているようなミニスカート制服を着ているコも見受ける.彼女らはもちろん肌の露出度が高く,日本では16歳から18歳という年齢帯を過ぎると肌の露出度は低くなる傾向があるようだ.しかも同じ女でも生理の周期によってエストロゲンの分泌量は異なるから,排卵日付近のエストロゲンがピークになる時期に露出度の高い服装を着用する傾向があるようだ.
では女は素肌の露出度を上げるとエストロゲンが多く分泌されるのだろうか?
さて,エストロゲンが多く分泌されている女ほど露出度の高い服装を選ぶ傾向があるだが,ここでは「素肌を露出してダイエット」というテーマに絞ると,逆に肌を露出させればさせるほど,エストロゲンが多く分泌されるようになるのか?ということである.
もし,これが実際に可能であれば,女は肌を露出することによって,ダイエットが可能になるということである.では実際に肌の露出がダイエットにどれほどの効果があるのだろうか?
(1)水着を着用する時期になると女はダイエットに関心を持つようだ.
これは当たり前のことだが,ダイエット本は初夏になると売り上げが伸びるという情報がある.もちろん水着という衣装は素肌の露出度が非常に高く,女体のプロフィールを忠実になぞりスタイルも明確になる.それだから,夏が近づくとダイエットしようという意識が高くなるのだろう.「他人に自分のボディ・スタイルを見られる」というのは,非常に恥ずかしさが伴うことになり,それがダイエットの動機になるのだろう.つまり,「他人にボディ・プロフィールを見られること」を意識すると,他人に肯定的に見られたい→異性からも注目されたい,という努力目標によってダイエット作業が継続される.だから,すでに「夏に水着を着る」という行動が予想されている時点から,すでに女には性的な効果を意識の深い部分で期待しているといえるのだろう.そんな自意識からは十分に女性ホルモンの活性を高めているのである.
(2)素肌の露出度を高くすることとダイエットしたい意欲は比例する.
心理学者カール・グラマーはさらに,女には次のような傾向があることを指摘している.
「自分のボディがセクシーで魅力的だと考えている女のほとんどが,ボディコン衣装を身につけて露出度の高い服を実際に身にまとっている」ということだ.
これに対して,自分のボディ・スタイルに自信がない女は,素肌をあまり露出することはなく,どちらかといえば体型のはっきりと出ない服装を選ぶ傾向があるらしい.少なくとも,女体の自信と露出度の関係は密接にあるといえるのだろう.日常の生活でも明らかに,スタイルがいい女ほど,露出度の高い服装を選ぶ傾向があるように思う.
さていよいよ本題である「素肌の露出度を上げると女はスタイルがよくなるのか?」である.
まず女にきれいになりたいという意欲が高くなければ,少なくとも素肌の露出度を高くすることができないという事実に行き着いてしまう.つまり,肌の露出度を上げようという意識が芽生えた時点において,もうすでにきれいになろうとする意欲があるわけで,これがエストロゲン分泌のきっかけになる.
(3)肌の露出度を高くするといやでも男どもの視線が気になり出すのである.
まず自分のボディ・スタイルに自信がない女が露出度の高い服を着るのは非常に恥ずかしいことなのであろう.なぜ恥ずかしいと思うのかというと,素肌の露出度が高いとオスに見つめられる機会が増えるからである.では異性に見つめられると女はどう対応するかというと,まず,化粧をきちんとしようと考える,あいさつにも気を配るようになり,話し方もスマートに対応するようになるのである.さらに異性との会話においては,やさしく接するようになるだろう.かなりいろんな場面で様々な男から注目され視線を浴びているのがわかっているのだから.
つまり,女が肌の露出度を高くしようと考えると,それに応じて行動も自然と意識して振る舞うようになってゆく.こうして女らしさを増幅させる効果があるといえよう.このような行動を日常的にとるようになれば,人を惹きつける魅力が自然と身につき,ホルモンバランスも安定してくるだろう.
しかし露出度を上げることは簡単にできることではない.
肌の露出度を高くすると,本人の精神的な部分にさまざまな拘束作用が働くことがわかるだろう.エストロゲンの分泌が多いと肌の露出度が高くなる傾向があるのだから,逆に肌の露出度を上げることで精神的な方向からエストロゲンの分泌量を増加させていくことができるのかもしれない.他人の視線を意識することと,きれいになることへのモチベーションは間違いなく比例している.だからこそ,肌を露出してダイエットするという法則は実際に可能ということになる.
ただし,肌の露出度を高くする行為は女にとってはそれほど容易にできるものではないのである.自分のスタイルに自信がない女にとっては非常に恥ずかしい行為でもあるから,相当な覚悟と根性がないとダイエット効果がわかるまで続けることは出来ない.そしてその根性がダイエットを実現し,その結果としてエストロゲンの分泌量が増えてゆくことになるのだろう.
まずは他人の視線を感じること,それをダイエットという快感に結びつけることによって恥ずかしさを乗り越えてしまえばよいのだ.
そう女子高生が真冬でもミニスカートを着用して,おじさんの視線を集めているように......

