股上の短いパンツルック,つまりローライズ(Lowrise pants)のジーンズが流行り,その結果として,足が長くスタイルがよく見えるということだったらしい.しかし同時に胴が長く見えてしまうという欠点もあるから,ファッション誌では太目のベルトなどを組み合わせて着用する工夫をしていた.
渋谷界隈を歩いていると,見事に教科書通りのファッションに身を包んだ女性が目につき,大胆に素肌を露出した10代のメス・パワーに圧倒されてしまった.これに併せてさらに,上半身に肩を出すセクシー系のトップスを加えると,ボトムがミニスカートとの組み合わせだったりすると,素肌露出によるセクシーさと下半身のチラリズムでオスを過激に刺激し過ぎると考える女が多ければ,案外パンツの需要が増えるのだろう.
しかしこのローライズ・ジーンズというのは,日常の動作で腰からパンチラという重大な下着の露出問題に遭遇することになる.「何だそれ?」と考えるまでもなく,このスタイルでしゃがみ込むと,かなりの確率で背中側に下着が顔を出してしまうことになるのである.すでにお店や道端で,何度か出くわした体験のある,眼に幸運のオスは相当に多いと思われる.つまり眼福ではなくて,もちろんこの対策アイテムはあるのだが,その名も“見せパン”(見せるためのパンツ).反対に見せないためには後ろが紐パンみたいに縮小されたパンツもあるらしいが,下腹部の素肌を冬の夜空に晒して冷え性にならないのだろうか?
こうなると肌を見せるファッションが普通になった時代の流行にこだわることなく,素肌をいかに魅力的に見せるかがファッションの基本といえるのだろう.こうして近ごろでは見せパンといってしゃがむと上から,ジーンズのお尻よりパンティをみせてくれたり,見せブラというと,なんと言うこともない水着のビキニのブラをずばりと出して見せてくれている.しかしこれでは女は結局いかに素肌を効果的に見せるかがポイントになっているのだろう.だからといって女体は全裸を見せるが一番セクシーの極限ということにはならない.つまりはどうやってきれいに素肌を露出して見せるかというテクニックでは,結局のところ下着のデザインと素肌の出し方にかかわってくるのであろう.だから乳房を保持するたけの紐ブラがいいということではなく,素肌において美しいバストをより美しく見せるためのアクセサリとして考えると,ボンデージ・ファッションの衣装を効果的に利用するということになるのだろう.

