そもそも電動ロータは1960年代前半に日本で試作品が開発されたといわれているが,当時はまず「電動ロータ」として販売が始まったようだ.その後は60年代後半になると正式な商品名は「ピンクロータ」として広く販売されるようになり,現在ではアダルト・ツールの代表になっている.
ピンク・ロータの外観は現在も店頭に並んでいる製品とあまりかわらないものが長期間にわたって大人のSex補助ツールとして利用され続けている.このように電動ロータは大人の玩具として完成されたツールとなっているとも言えよう.
また販売初期より大人の玩具において,まず入門用として購入するケースが多く,見かけはシンプルなデザインで,可愛らしいSex玩具として女性がもっていても違和感のないものとなっている.
☆電動ロータの登場
現在でも一般に販売されているロータ群は,この40年間に多様に進化した商品となっている.その外観形状を見ればわかるように,ロータはもともと女体の膣の中に入れて刺激を与える目的で開発された製品ではなく,女体のクリトリスをソフトに刺激するために開発されたものと考えられる(もちろん膣に挿入しても適度な刺激が内部に与えられるし,中には挿入を前提に開発されたロータもあるのだが.....).
電動ロータというのは,基本的にはリモコン部(電源)+モータ部(振動発生部)という構成で,多様化によってロータの数を増やした製品,形を変えたロータ,さらに表面をソフトラバー等で被覆した製品とさまざまな形態に進化している.
その進化は女体の性感を刺激して快楽を追求する大人の玩具として考えれば,当然の発展経過であろう.
たとえば「親子ロータ」というは,2か所を同時に刺激することができるようにロータの数を増やし,モータの出力を高くしてより強い刺激を女の性感帯に入力するツールに進化したものである.
また「トリプル・ショッカー」というのは胸部とスレッド部を3点同時に刺激するようにロータの数を増やした製品である.
このほかにも,電動こけしのクリトリス・バイブからヒントを得てロータの表面をコーティングして,クリトリスを責める2枚の舌を装備した「バター犬」というのもあるようだ.
さらに「フルーツ・ロータ」というのもあるが,これはラブホテル・チェーンのアイネ・グループが自社ホテルでの販売用に開発した商品だったが,販売から数年で一般市場にも出回るほどに一般化した製品だった.
もちろん現在でもフルーツ・ロータは現役の商品であるが,発売当時も女性の警戒心をとくための配慮をしていたのは,さすがアイネ・グループにはSexに関連したツールのノウハウが蓄積されていると言ったところであろう.
☆ロータを効果的に女体に使う
女性が自分でロータを使って楽しむのであればあえて説明する必要はないのだが,男が女に使用する場合の注意点を上げておこう.
注意1.ロータは戯れる前にパートナーの耳や瞼に軽く当て,振動に対する予備情報を与えておくこと.
これはまず女体に振動と音に慣れさせを,これから自分を襲う快楽への期待感を促すためにも効果がある.その際に振動のレベルは3割程度の出力で行うこと,あまり強い出力にして行うと恐怖心が出て逆効果になってしまう.
注意2.慣れないうちは振動や音の出力レベルを5割程度までに制限して責めること.
大人の玩具に慣れていない男は,出力を高くすれば与える快感もそれに比例して高くなると考えがちだがそれは誤りである.女体のクリトリスは振動に敏感な器官だから,慣れないうちに最高出力の振動を与えて責めてしまうと,相手には痛いという感覚だけで快感には至らない.最初のうちは半分程度の出力でゆっくりと責めはじめよう.慣れてくれば,いつでも出力は高くできるのだから,当分は楽しめるツールとなる.
注意3.振り子方式で責める.ロータを長時間握り放しで女体を責める作業というのは,正直言って疲れる作業である.その場合にはロータのコードを持ち振り子のようにして,パートナーの体に軽くあてる振り子式で刺激するのだ.女に股を大きく広げさせクリトリスに向けてロータを当てるようにする.こうすると女はロータが皮膚に当たった一瞬体をこわばらせることになる.女の反応による動きでロータがバウンドし予測できない部位に当たることになる.するとまた別の場所にあたるようになり,これを繰り返す刺激法である.この方法は,ロータが常に女体に接触しているのではないが,女にとっては,いつ何処にロータが接触して振動が伝達してくるかわからないので,予測不可能な刺激となり強い興奮をもたらすことになる.つまりほんの一瞬の振動による刺激なのだが,かなり効果的な方法といえよう.
注意4.そしていよいよ最終段階の刺激ということになる.バイブレータによる刺激の最後には,挿入しながらクリトリスを責めるのが効果的である.ロータをクリトリスに当てて刺激しながら腰を振るのは,かなり難しい作業と思うだろうが,実際にに腰を振りながらさらに手で女の性感帯を刺激するのに比べれば,案外簡単なものである.背後位であれば,両手のどちらかの手でロータをもちクリトリスに当てて刺激するだけである.こうするとあとは女の反応を見て頂点に登り詰める瞬間に出力を最高にすれば,女との一体感をもって合体Sexを楽しむことができるだろう.

