ところで,事前の刺激も行なうことなく女には合体Sexによるピストン動作を開始するのでは,局部がただ痛いだけの刺激とか,男の欲望に応じてしぶしぶ付き合っている程度の意識で受け入れているのであれば,多少の快感が得られた程度で不完全燃焼状態にパートナーが置き去りにされたというだけのことである.
この事実を,男には残念だが常に理解していないと合体Sexでシンクロできないままに,パートナーと分かれる事態に到ってしまうだろう.
離れ小島に若い女性が一人遭難して流れ着いたと想定して,ペニス型バイブと小さなロータのどちらを孤独を慰めるツールに使いたいかと問えば,ほとんどの女はかわいいロータを選択するのだろう.やはりペニスというのは子孫を注ぎ込む道具でしかないのかもしれない.
これはつまり合体Sexでオスが腰を振っている最中に,パートナーに「気持ちいいかい? 気持ちいいだろう? 行けそうかい? 」などという言葉を発するのは,余計な騒音にしか聞こえないだろう.これは愛しいパートナーに性感において感度が鈍いと指摘しているようで,精神的に負担となるストレスを与えることになるから,愛人関係や恋人達,夫婦間の合体Sexにおいても「快感を演技して反応として見せる」などという寂しい仕来たりを,日常生活に持ち込むことになってしまう.仮面家族がここから始まってしまうかもしれない.だから男は黙って腰を振っていればいいというものではないが.....
もちろんクリニングスなどによる奉仕作業をきちんとしていれば,ペニスの出し入れによって頂点までには届かなくても,相当に高い確率で合体Sex中にも湿り気を帯びて刺激を滑らかにする愛液が流れ出てきて,パートナーに快感をもたらす可能性があるから,Sexでは手順がかなり重要なものになるのだ.
その手順に従って合体Sexを進めたとしても,女の快感状態の反応を,「明確に喘ぎ声を上げ,表情をゆがめて身もだえする」行動として想定するはあまりに類型的に過ぎるだろう.そんなAV女優の演技みたいな劇的な快感表現をする女が現実にいるかもしれないけれども,自分のパートナーがそんな恵まれたSex体質であるとは限らないし,現実としてはそれほどSex体験がによる快感反応をパートナーを期待しない方がいいだろう.
男が快感から射精に到るときに(生まれて初めて射精する場面でなければ),興奮して焦点が定まらず,さらに白目状態になったり,わけのわからぬ声を発したり,激しく腰を痙攣させたりするだろうか.オスの行動をそう考えると,女がオスに明白な絶頂を示すと期待する伝説を信じるのは,ヘンだとわかるはずなのだが....
AV動画ではいろいろな合体Sexの体位が設定されているが,それは単なるAVショーと考えるべきで,視覚的に視聴者を感動させるためのものである.パートナーを本当に男性自身の出し入れ動作で快感の頂点まで到らせたいと思い込んでいる読者は,ここまで読んでいれば,女にはひとつの体位でリズミカルに持続して,辛抱強く刺激するように責めるほうが,早く性感が高まり,より深く快感が昂まるのが普通と理解していると思うのだが........

