どうして女の体を縛るのかというと,女の体は3次元曲線で出来ているからである.男の体も3次元曲線で構成されているが,まず乳房のふくらみがない,そして下腹部であれば骨盤の張り出しによるふくらみが根本的に異なるから,裸の女体が美しいということについては,警察のわいせつ図画を取り締まるお役人様にも依存はない事実だろう.さらに脂肪分による弾力である.これこそが縄で女体を縛る手応えともいうべき楽しみでもある.脂肪分が縄で拘束されて形が変形するとまた.......
では,いわゆる男でも脂肪分が多い体であれば,縄による締め付け効果があるのだろうか?それで近ごろは,女王様達の間でデブ男が人気がある原因らしい.
まず縄の丈夫さ(工学的には引っ張り強度というらしいが)という面から選ぶのであれば,登山用の金剛打ちのロープ(ザイル)がいちばん強度が高いということになるのだろうが......たぶんボンデージ行為の実行者の立場から考えると縄の材質というと,そして女体を縛ったときに肌にざらついてチクチクとした締め付け感触を緊縛時の責め効果として利用しようということで選択しているのだろう.つまり麻縄に限らずシュロ縄や,ジュート縄のほかに,米俵や酒樽を運搬する際にそのまわりを縛っていた荒縄を使うという選択をするほどに,隠れ荒縄縛りを好むボンデージ・マニアも少なくはないようだ.
ちなみに,一般的なボンデージ作業に使用されている縄というツールに注目すると,肌に対する刺激がやさしい“綿(コットン)”製の縄ひもで,その太さが10mmのものがかなり愛用されているらしい.この木綿の縄ひもは,昔気質を引き継いだ職人が編み上げた手作りの縄である.木綿製の縄は最初からソフトで柔らかいから,この縄で女体を縛りつけて拘束するのはもちろんだが,夏場になると野外においてボンデージ行為をする場合にも,女体を縛りさらに逆さに吊るすというような大技を試す場合にもコットン・ロープを使用することができるということである.ただし,事故があっても安全であるような体制を用意しておかなければならない.
ところで女体を縄で縛ったまま,長時間に渡って放置するような,体を縄で拘束した縛り責めを行おうとするのであれば,拘束した女体に対して必要以上の拘束による締め付けストレスや体重による関節への負担が掛かり過ぎないように,縄の縛り方にも十分な配慮と工夫をしておくのは当然のことである.もちろん縄に拘束した女体の体重が加わっても,切れたりするような強度が不足するような縄を使ってはならない.
なお同時に緊縛だからといって,縄をきつく絞めすぎないように注意して,女体への縄の締め付け具合をチェックしながらボンデージ作業を進めていくくらいの気配りは必要だろう.ボンデージ作業においても,女が息苦しさを訴えるほどの締め方をしたのでは,もう締め付け過ぎとなった状態である.どんな場合であっても女体を縛った縄と肌との間には指を一本差し込める程度のゆるさを確保して,さらに縛った縄に沿って指が移動できる程度の絞め方を目安にするのが緊縛のポイントともいえるだろう.
これらによって時間的な制約を受けることなく,女体を縄で拘束して相互に刺激を楽しみ,より興奮を高めてボンデージを快楽として長く続けることが可能になるのだから.....
