なかでも基本的なものとして,一番多く販売されて日常のSexグッズとして普及しているのは,ピンクロータだろう.この商品は1965(昭和40)年ころに開発されたものだが,現在でもその基本形は変わっていない.それだけ女体において性的な興奮を高める刺激用ツールとしての用途に振動グッズはぴったりと適合しているのだろう.
これは男のシンボルを模したディルドゥと比べると,ピンクロータはその外観がデザイン的にも女が抵抗感なく受け入れやすい形をしていることも大きく影響しているのだろう.
ではロータの正しい使い方ということになるのだが,男が女の性感センサを刺激している最中に突然ロータを取り出して,いきなりクリトリスに当てて小さな振動による刺激を与えるというのではなく,まずパートナーの耳や首筋,髪の毛の生え際などにロータを軽く当ててその予備的な振動による刺激になれさせておく方が受け入れやすいだろう.
その前座としてロータの刺激に慣れさせてから,真打ちとなるクリトリスに移行して刺激する手順を踏んだ方が,女もこれから体験する振動による快感を想像しながら,興奮を高めてゆくことが出来るはずである.何ごとにも保守的な女は,本来慣れないことには臆病な怖がり屋であると考えておくべきなのである.とくに未知の世界や体験に対する恐怖心は強いから,予備知識も与えることなく未知のSexグッズを使うことは避けなければならない.これは大きなディルドゥや電動バイブなどを使う場合にも,同じような手順を経てから本来の使用法に移行するという奥床しさが大人には要求されるということである.
ということだから,もう好奇心だけの厨房とは異なる大人の快感Sexを追い求めているのであれば,これまでの経験からこのような大人の玩具を取り出していきなりパワー全開にして,女体に押し当てるような使い方はAVの中だけと理解しているに違いない.人間というものは苦痛や突然に与えられる恐怖心からは,なかなか簡単には拭い去ることが出来ない生き物であるということを,女とボンデージ行為をする男であれば知っておくべきなのである.
